マンションの管理規約・使用細則について【サンエイ不動産】
2022/10/31
こんにちは!
サンエイ不動産です。
分譲・賃貸マンションの契約をする際に管理規約などを確認すると思いますが
なにやら難しい文言がならび、ページ数も多いし読むの面倒だなと思ったことありませんか?
管理規約・使用細則には区分所有法によって、そのマンションに関わる基本的なルールが記載してあります。
マンションのコンセンプトや使用方法がさまざまであるため、
どのマンションも一律のルールということはなく、それぞれのマンションでルールが異なっています。
押さえておいた方がいいポイントを簡単にご紹介します。
●ペット飼育のルール
ペットといっても色んな動物がいますよね。飼育可としているマンションでも飼育動物に制限があったり、細かいルールを設けていることが多いです。
ペットを飼育したい人だけでなくペットアレルギーの人もしっかり確認しておきましょう。
〈規約一例〉
・犬、猫、小鳥、水槽内で飼育する小動物であればOK
・犬、猫の大きさの制限(成長した状態で抱きかかえられる大きさ)
・犬、猫合わせて1住戸2匹以内 などなど細かな制限があります。
飼育不可としているマンションであっても盲導犬・介護犬はOK、観賞用の小魚はOKだったりします。
もちろん、ペット不可なのにこっそり飼うのはNGです!
●駐車場のルール
すべての居住者に満足いくような駐車場があるマンションはそう多くないのが現実です。
住み始めてから新たに区画を増やしたい、変更したいので空きが出るのを待っているなどの要望が出てくることも。
分譲マンションの多くは駐車区画を抽選で決めるところがほとんどです。
そのため空きが出た場合、希望者を募って抽選します。希望者の中には2台目を増やしたい人や1台目として希望している人など様々ですが、1台目の希望者を優先するようになっています。
また、中古の分譲マンションを売買する際は、現所有者の駐車区画をそのまま使えるという認識は要注意です!
所有者がマンションを売却する際に駐車区画を契約していた場合、マンションを購入した新たな所有者へその駐車区画を引き継げるか否か。
そのマンションの規約によりますが最近では公平性を保つために、一旦返却してその区画を希望する他の所有者と一緒に抽選を行うというルールを設けるところが増えてきています。
●リフォーム時のルール
どの部屋でどのような工事を行うのか、どのくらいの期間か予め管理会社等に届出をして承認を得る必要があります。これは他の住民とのトラブル・クレーム防止・マンション全体の資産維持のためです。
〈規約一例〉
・床材の仕様には一定の性能があるものを使用しないといけない
・内装材には準不燃材料以上の防火性能がある材料を使用すること
・主要構造部に影響を及ぼす行為は禁止
また、大掛かりなリフォームとなると大きな音が出るので事前に掲示板やエレベーター内に号数、工事内容、工事期間などの周知がされます。
●専有部分の使用用途
よく規約には「区分所有者は、その専有部分を専ら住宅として使用するものとし他の用途に供してはならない」という文言が書いてあります。
これは店舗や事務所として使用してはいけません。住居としてのみ使用してください。という意味です。
最近では住宅宿泊事業(民泊)も禁止するマンションがほとんどになりました。
中には店舗や事務所、教室などに使用しても構わないマンションもありますのでご自身の希望用途にあったマンションを探しましょう!
ほかにも、管理規約集には管理費や修繕積立金の使い道・管理組合の役員人数や任期・議決権などいろんなことが書いてあります。
規約を一つ一つ確認することが大切ですがお仕事や家事育児の最中、かなり分厚い規約書をじっくり読む時間がないのも現実だと思います。
今回あげたものは規約のほんの一例ですが、
これからマンションを購入しようと思っている方の参考になれば幸いです。
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