家を売る理由って正直に伝えるべき？【サンエイ不動産】

 

こんにちは！

サンエイ不動産です。

 

 

不動産の購入を検討している方から、必ずと言っていいほど

「この物件はどういう理由で売却するのか」と聞かれます。

なんとなく、何で家を売ることにしたのかなーと気になっただけの方もいるでしょう。

 

しかし売却理由というのは実はとても重要なんです。

売主が不動産を売却するのは何かしらの理由が存在します。

その理由を確認をしないまま購入、きちんと伝えないまま売却をしてしまうと後々トラブルになりかねません。

 

よくある売却理由の例をあげると

●相続した物件を現金化したい

●住み替え・家族構成の変化・結婚・親との同居

●建物の老朽化・修繕工事にかけるお金がない

●ローンが払えなくなった・生活苦で現金化したい

●近隣住民とのトラブル・離婚・事件・事故・火災の発生

 

このようにライフスタイルの変化からネガティブなものまで理由はさまざまです。

 

売主からすると、ネガティブな理由を伝えると売却が長期化するのではないか

値段を下げないと売れないのではないか、と正直に伝えることを躊躇してしまうかもしれません。

 

しかし不動産の売却には売主の『告知義務』というものがあります。

トラブル防止の観点から売主の知りうる範囲で物件に瑕疵がある場合は

その事実を伝えないまま売却すると売主の責任問題に発展してしまう可能性があります。

※瑕疵(かし)とは、土地や建物に何らかの欠陥や不具合があること。

 

売却をご依頼いただく際、仲介業者では気がつかない売主しか知らない瑕疵というのはとても多いです。

また不動産会社とのコミュニケーションがうまくいかず、

言うタイミングを失った、言うほどのことでもないと思っていた、ということもあるので

売却理由や建物の不具合など、どんなに些細な事でも担当者に話しておきましょう。

もちろん、嘘をつくことは絶対にNGです！

ネガティブな理由でも伝え方次第で買主の捉え方も変わってくるので

どのように買主に伝えるのか担当者と打ち合わせしておくこともうまく売却するコツだと思います。

 

時々、ネガティブな理由を正直に伝えたら相手にとってはそれほど重要なことでもなく

全く気にならないと言ってくれて拍子抜けしたということもあります。

人それぞれ価値観が違うので、気になるポイントも違うということですね。

 

不動産は高額なお買い物です。

これからそこで生活していく買主のためにも

売却理由は正直に伝えて判断してもらうようにしましょう。

 

 

松山市で不動産売却や不動産購入をお考えの方は

サンエイ不動産へお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

おまけ

広島の爆心地からわずか740mの場所で被爆して

唯一生き残っている被爆樹木ユーカリ。

終戦から77年。戦争のない平和な世界になりますように・・・